
あどけない顔立ちとふさふさのしっぽが愛くるしいレッサーパンダ。
何年か前は、千葉市動物公園の「風太」くんの直立姿が一大ブームになりましたね。

おや、意外と小顔でスタイルがいいようです。(笑)
そんなレッサーパンダは、
パンダと同じように種子骨という「第6の指」があったり、竹を食べるために歯の形がパンダと似ていたりします。
そのため同じパンダという名前が付けられ、近縁の動物と考えられていたのですが、単に同じような環境で暮らしているため似た進化を遂げただけで、遠い関係の動物だったりします。
そして実はこのレッサーパンダ、ジャイアントパンダよりも先に発見されており、最初は単に「パンダ」と呼ばれていたんです。
ところが後から発見されたジャイアントパンダがパンダと呼ばれるようになってしまったため、しかたなくレッサーパンダ(=「小さい」パンダ)となりました。
後から出てきたジャイアントパンダに名前を奪われちゃったんですね。可哀想に……(^-^;
By Richard Gillin [CC BY-SA 2.0], via flickrちなみに、「レッサー」には「劣った」という意味もあるため、最近アメリカなどでは「レッドパンダ」や「ファイヤーフォックス」と呼んでいるそうです。
そう、あの有名なブラウザ「firefox」は、レッサーパンダのことだったのですね♪
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