「
上野のパンダ 今季の繁殖断念」というちょっぴり残念なニュースが最近ありましたね。上野動物園のパンダ、リーリー(オス)とシンシン(メス)に発情のきざしがあり、檻をはさんでお見合いをさせたのですが、うまくいかなかったようです。可愛いパンダの赤ちゃんは、また来年に期待ですね!

ところで人間の妊娠期間は「十月十日」と言いますが、パンダの妊娠期間は平均すると135日、個体によって3か月~6か月と大きく差があるようです。
では、動物の中で一番妊娠期間が長い動物はなんでしょう?
やはり体が大きい動物の方が赤ちゃんも大きいので、妊娠期間も長そうですよね。

というわけで、1位がゾウの、なんと妊娠期間約22か月!
120kgもある赤ちゃんが生まれます。120kgといっても、大人と比べれば小っちゃなものですね。
By John and Melanie (Illingworth) Kotsopoulos [CC BY-NC-ND 2.0], via flickr続いて2位が、キリン。妊娠期間は15か月とのことで、首も長いが妊娠も長い!!!
赤ちゃんは体重70kg、身長はなんと1.8m。キリンのお母さんは立ったまま出産するので、赤ちゃんは2mもの高さから落下してしまいます。けがをしないように身体を折り曲げて生まれてくるそうです。
ちなみに妊娠期間が一番短いのは「オポッサム」というネズミに見た目が似ている動物で、なんとたったの12日です。
オポッサムは有袋類なので、きわめて未熟な状態で赤ちゃんを産み落とし、育児嚢(いくじのう)と呼ばれるおなかの袋の中で育てるのです♪

かわいいですね~♪ オポッサムは、子供をおんぶして育てる様子から、「コモリネズミ」とも呼ばれます。
ネズミじゃないんですけどね!
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