一日数分しか眠らないあの動物も、本当は寝たかった!
寝ても・寝ても・眠い!

人間のみなさまならそんな方も多いかと思いますが、他の動物はどんな風に眠っているのでしょうか。
睡眠時間が一番長い動物は「コアラ」や「ナマケモノ」ですが、今回は睡眠時間が一番短い動物についてです。
一体誰だと思いますか?

ヒントは3つ。考えてみてくださいね。

①危なくてオチオチ寝ていられない!
草食動物な彼らは常に肉食動物に狙われています。ライオンやトラを警戒し続けなければならないので、きわめて短い時間しかぐっすり眠ることができません。

②寝る暇があれば食べていたい!
ほとんどカロリーのない植物を食べる草食動物の彼らは、必要な栄養を摂取するためには食べる量を増やす必要がありました。
結果的に一日のほとんどを食事に費やし、睡眠時間までも削ることになりました。

③代謝が低く、脳が疲れない!
睡眠には、疲労した脳を修復して回復させるという大切な役割がありますが、彼らは大型動物のため代謝が低く、長時間の睡眠を必要としません。

さてみなさん、わかりましたか? 大型の草食動物といえば、、、

キリン

正解は、「キリン」でした!

実は彼ら、一日のうちわずか20分ほどしか眠りません。しかも脳までしっかり眠るのはたった1~2分だそうで、なんと立ったまま寝るのです!
たしかにサバンナで暮らす彼らが地面に横たわってスヤスヤ寝ていれば、あっというまに肉食動物のエサになってしまいますね。

1日にたった1~2分しかぐっすり眠らないなんて、キリンは眠くないのでしょうか?
いいえ! きっと眠いんだと思います!!

キリンの寝顔

というのも、動物園のように安全な場所にいるキリンは、断続的にですが4~5時間は眠っていることが確認されています。
しかも、重たそうな首を折りたたんで、、、逆にちょっと苦しそう?(笑)

眠るキリン
By Bridget [CC BY-NC-ND 3.0], via Emergency Pants Podcast

なんだ、やっぱりキリンも眠いんですね~♪ (^ρ^)=3



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