嘘だらけの世界一小さい哺乳類
世界で一番小さい哺乳類。そのひとつが、トウキョウトガリネズミです。
全長4cm、体重1.5gほどしかない、小さな小さな哺乳類です。

トウキョウトガリネズミ
By katuuya [GFDL], via wikipedia

でも、トウキョウトガリネズミは誤解がいっぱい。

まず、トウキョウトガリネズミは名前にネズミとついているものの、実はトガリネズミはネズミではなくモグラの仲間です。

それに、生息地は北海道です。東京ではありません。。

発見者である生物学者が標本ラベルに「Yezo(=蝦夷)」と書くべきところを、「Yedo(=江戸)」と間違えたのがことの発端だそうで、北海道に住むモグラくんは、トウキョウトガリネズミと命名されてしまったのです。

トウキョウトガリネズミ
By OpenCage Systems [CC BY 2.5], via OpenCage's Photo Library

一日のうち、自分の体重の8~9割近くも食事をする大食いさんです。
大変小さいため身体にあまりエネルギーを蓄えることができず、3時間ほど絶食しただけで餓死してしまいます。。ひー!

ちなみに、鳴き声は超音波です。
この超音波でエサの位置を探ったり、母親が子供を呼び集めたりします。




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